社団法人 横浜青年会議所
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理事長所信
田口 伸一
■ はじめに
 重くのしかかる空気。そして変化を求めない住民。自らの豊かさばかりを追いかけ、夢にやぶれ、それらを全て社会が悪いのだと責任転嫁していく青年。心のどこかで、バブルの再現を望み、自助努力を試みようとしない経営者。
 私が、高校を卒業し東京から再び地域に戻った時、なんともいえない閉塞感に地域が包まれていることを肌で感じていた。「天は自ら助くる者を助く」という言葉は、国・地域・企業、そして、次代を担う若者にまで忘れ去られていると思えてならなかった。バブル崩壊後、失われた10年と言われるが、失ったのは「時ではなく我々の生きる力」だったのかもしれない。このままではいけない。何とかしなければ。これが私に芽生えた最初の“志”であった。
■ 倣う世代から創造の世代へ
 なぜ、こんなにも日本は、混沌という抜け出せない迷路に入り込み、そこから脱出できないでいるのか?を考えた時、今までの日本は、問題解決方法の術を先進国に求めていた倣う時代でしたが、現在の日本は、先人たちにより自らが先進国の先頭グループに属するまでになったため、これからは手本となる国が限られているという創造の時代へ移ったのだと認識しました。
 これからの世代は、航海図に自らの国と地域の進路を書き込むという、“創造の世代へ”と時代が移ったことを認識し、問題解決に取組む必要があります。今ここに、有史の中でも大きな転換期にありながら、本質を見極めず表面的に問題を取り繕う腑抜けな議論を繰り返すのであれば、これは後世が、“責任無き評論家世代”と、我々を評することでしょう。未開の次代へ足を踏み入れる勇気と覚悟が求められるのです。
■ “世界を牽引する新日本(Next-Japan)”構想
 戦後焼け野原の中で「新日本の再建は我々の仕事である」と宣言し、青年会議所運動の火が燈されました。私達も今、好む好まざるに関わらず“倣う世代から創造の世代へ”と日本の立ち位置が変わったことを認識し、「明るい豊かな社会の実現」と「世界平和の実現」のため、“世界を牽引する新日本(Next-Japan)”を構築することが、我々の使命なのです。
 日本は、有史2667年の歴史を繋ぎ、「利他」と「和」の精神を育み昇華させてきました。グローバル社会と称され、一国の価値観が世界を包み込む国際社会で「世界平和の実現」をするためには、日本が、「利他の精神」「和の精神」という日本固有の精神をもって、世界に貢献すべき時なのです。グローバルからインターナショナルへ、これが日本の果たすべき役割であり、Next-Japanとした所以であります。
 未来は脚下にありといいますが、Next-Japanの構築には、まずは「自立した国家」が前提となります。その「自立した国家」は、「自立した地域」とそれを支える「自立した国民」によって成り立ちます。同様にNext-Japanを構築するには、JC組織もまた「自立したNOM」を前提とします。「自立したNOM」は、「自立したLOM」と「変革の能動者として、個を確立したJAYCEE」によって創られます。
 私達は、「新日本の再建は我々の仕事である」という創始の「魂」をあらためて認識すべき時なのです。2008年度は、“世界を牽引する新日本(Next-Japan)”構築というビジョンを掲げ、“関東地区プラットホーム”を構築し、自ら関東地区協議会が先駆者(さきがけ)となって、具体的な運動展開を推進することで「明るい豊かな社会の実現」と「世界平和の実現」に向けて、運動をより具体的に展開することが、関東地区協議会の使命と確信しております。
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