理事長メッセージ:東北地方太平洋沖地震についてvol.2
横浜青年会議所メンバー各位
皆様の近況はいかがでしょうか。
刻一刻と変化する情勢を冷静に見極め、落ち着いて行動して
いただいている事と推察します。
災害対策本部では、現在「義捐金口座の開設」、
「横浜市の行動計画の確認」等を実施し、
変化に対応した行動が出来るよう奔走しております。
さて、今、私が危惧している事の一つである「買占め行動」について
少し触れさせていただきたいと思います。
報道等でもご承知の通り、各地で物不足が発生しており、
横浜においても決して例外ではありません。
自身の安全確保という大義での買占めはもちろん、
現地への物資供給のために買い占める行為は、決していい結果を生みません。
今、私たちに出来る事の一つに、メンバー一人ひとりが買占めをしないという
意識を持っていただくとともに、
隣人や地域でこの買占め行為を止めてもらえるよう呼びかける事は出来るんだと
思います。
今や地球上の人々が、東北地方で起こった地震による被害を我事と受け止め、
各地が優しさで満ち溢れている中、物への感謝、
隣人愛を備えた行動を呼びかけるのも被災地に近い私たちに出来る事だと
思っています。
まずは、そこから一人ひとりがアクションを起こしていただければ幸いです。
社団法人 横浜青年会議所
理事長 宝田博士 |