理事長メッセージ

2013年度理事長 髙見澤尚宏

横浜青年会議所の先人達はその歴史の中で、横浜スタジアム建設や赤レンガ倉庫の商業利用等、まちの活性化に繋がる数々の事業を展開してきました。その活動の根底にあったものは私達の住み暮らすまち横浜への心の底からの愛着や明るい豊かなまち実現への信念であり、現在ではそれが花開き、まちの賑わい創出に対する一端を担っている事を忘れてはなりません。
私は全てのメンバーへ横浜青年会議所の歴史やその先人達の姿勢を伝え、一人ひとりが更にその輝きを増し、地域の若手リーダーとしての自覚を高める事によって、組織として英知と勇気と情熱を結集させ、希望溢れる未来へ向けて道を切り開いていくつもりです。
「明るい豊かな社会を築き上げよう」、青年会議所の基本理念である綱領の最後に書かれている言葉です。私達はこの理念の下、日々活動を続けています。現代は自分達の欲を自由に手に入れる事ができる、ある意味平和な社会であると思います。私はそんな今だからこそ、青年会議所創始の精神である「青年の力で国や地域を救おうとした激しい情熱と勇気」を胸に刻み、青年会議所運動に取り組む事が重要であると考えています。

「誠」とは武士道において至高の徳の1つとされ、侍の心髄とも言える徳であります。誠という字の通り「言った事を成す」との行動規範そのものを表す言葉であり、それゆえ武士は一度承諾した事を命に代えて実行し、ここから「武士に二言は無い」という言葉が生まれました。また、武士道では慇勤無礼との言葉もある様に、そこに心が無ければいかに形があったとしても「礼」とは認めませんでした。ともすると、うわべばかりで誠意を伴わない礼儀である「虚礼」から救うのが真実と誠実、つまり「誠」なのです。また、真実と誠実とは物事の善悪をわきまえ守らなければならい人としての心の規範であり、それは「道徳」とも意味します。
私は青年会議所を「学び舎」だと考えています。メンバーは明るい豊かな社会を築く為、ひとづくりやまちづくりに日々邁進する訳ですが、決して背伸びする事無くしっかりと自分達の足元を見つめ、仲間と大いに議論をしながら様々な経験を積み、一歩ずつ前へ進むことにより己を成長させる事で、それが今後の人生の糧となります。この青年会議所にはその「糧」という何物にも代えがたい「宝」を得る機会が多く詰まっています。それを得る為にはメンバーひとりが、「真実・誠実」に何事にも積極的に取り組み、どんな状況であっても道徳心を持って真摯にその道を歩む事が重要であり、それが正しく「誠道」であると考えます。
私は2013年度、この「誠道」を運営テーマに掲げ、横浜青年会議所メンバーの先頭に立ち、運動に邁進致します。
青年経済人の集合体である私達の団体は、そのメンバー各々が「明るい豊かな社会を築き上げよう」という志の下、地域のリーダーとして青年会議所運動を行っています。そんな私達は、この激動の時代の中、「青年」として己を律し、自らを磨き、純粋な正義感と揺るぎない信念を持って青年会議所運動を行っていく事で、常にその時代、また地域から頼られる存在であり続けなければなりません。
私達「青年」が「地域の若手リーダー」としての自信と誇りに満ち溢れ、希望溢れる未来を大胆に描き、その実現へ向けて積極的に行動する事が、明るい豊かな社会を築き上げる為の第一歩となると信じています。
私達は本年度より一般社団法人横浜青年会議所としてその歴史に新たな1ページを刻みます。しかし、組織の名称が変わろうと、時代が変化しようと、私達の「明るい豊かな社会を築き上げる」という使命は不変であります。60年を超える歴史を持つ団体、また横浜経済7団体の1つに数えられる誇りある組織のメンバーとして、各々が自覚と責任を持って1年間運動を展開していきましょう。

一般社団法人 横浜青年会議所
第62代理事長
高見澤尚弘

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